北爆(読み)ほくばく

大辞林 第三版の解説

ほくばく【北爆】

アメリカがトンキン湾事件を口実に、1965年二月以降北ベトナムに対して行なった連続的な爆撃。ベトナム戦争に対するアメリカの本格的介入の第一歩となった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の北爆の言及

【インドシナ戦争】より

…以後米軍の介入は本格化し,67年末までには派遣兵力50万,韓国ほかの参戦国兵力5万に及んだ。また64年7~8月のトンキン湾事件を機に,米議会よりベトナム問題解決の特別権限を得たジョンソン大統領は,65年2月以降北ベトナム爆撃(北爆)を続行した。しかし3次にわたる大攻勢はいずれも失敗し,かえってベトナム人民の反米抵抗を強化した。…

【ベトナム】より

… 60年南ベトナム解放民族戦線が結成され,第2次インドシナ戦争(ベトナム戦争)が勃発した。63年ジェムが軍部クーデタによって倒されるや,アメリカ軍は反共橋頭堡としての南ベトナムに直接大量介入を図り,さらに64年のトンキン湾事件を口実に北ベトナムへの爆撃(北爆)を開始した。しかし50万人のアメリカ兵投入にもかかわらず,アメリカ軍・南ベトナム政府軍は敗戦を重ね,68年のテト(旧正月)攻勢以降,アメリカ財政の悪化と国際的な平和世論の前にアメリカ軍は撤兵に追い込まれ,73年パリ平和協定が結ばれた。…

※「北爆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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