開始(読み)かいし

精選版 日本国語大辞典 「開始」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開始】

〘名〙 物事を始めること。また、物事が始まること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「電信線は今より二十八年前に、当州の『モール』氏、〈略〉鉄道の傍へ架したるを其開始となす」 〔晉書‐劉波伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「開始」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開始】

[名](スル)始めること。また、始まること。「交渉開始する」「試合開始」⇔終了
[類語]幕開き開幕始まる始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出すスタート出出でだ立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げるまず始め最初第一一次原初嚆矢こうし事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけ取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口第一歩第一声始まりトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり最優先何をおいても何はさておき何はともあれ先ず以て

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「開始」の読み・字形・画数・意味

【開始】かいし

事をはじめる。〔晋書、劉波伝〕陛下、宣開始の宏基を承け、元烈を受く。大を保ち、功を定め、兵を(をさ)め、亂を靜(やす)んず。

字通「開」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android