北長池村(読み)きたながいけむら

日本歴史地名大系 「北長池村」の解説

北長池村
きたながいけむら

[現在地名]長野市大字北長池

南長池村の東北に接続する。古くは長池郷とも称し、天文五年(一五三六)の諏訪社上社の上諏訪造宮帳の造宮料取帳には南北二郷分立して所役を勤仕している。

慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)に「四百七拾弐石九斗七升弐合 北長池村」とあって、元禄(一六八八―一七〇四)頃の松城領高辻帳の添目録(大日方文書)に枝村として十二じゆうに村・蒔田新田まきたしんでん村を記し、蒔田新田村には承応三年(一六五四)の開発と注記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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