ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十字形プラン」の意味・わかりやすい解説 十字形プランじゅうじけいプランcruciform plan 聖堂建築において,祭室,身廊と側廊,左右翼廊各部の平面がつくるプランが十字形をなすもの。西欧の聖堂建築では翼廊部に比して身廊と側廊部のほうが長いラテン十字形プランが多いのに対し,東方ビザンチン聖堂では祭室,身廊と側廊,左右両翼廊がおのおの形成する四枝の長さが等しくギリシア十字形プランをなす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by