千鈞も船を得ばすなわち浮かぶ(読み)せんきんもふねをえばすなわちうかぶ

精選版 日本国語大辞典 の解説

せんきん【千鈞】 も 船(ふね)を得(え)ばすなわち浮(う)かぶ

(「韓非子功名」の「千鈞船則浮、錙銖失船則沈、非千鈞軽、錙銖重也、有勢之与勢也、故短之臨高也、以位、不肖之制賢也、以勢」による) 千鈞の重さの物でも船があれば浮かぶ。勢力地位があれば、愚人でも賢人を制することができるというたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android