たくしょう
卓礁
table reef
低潮時に底が干出するほどの浅い礁湖をもつか,または礁湖をもたない楕円形のサンゴ礁。風やうねりの著しい海域に発達し,それらの主方向に長軸を有する。風上側の外縁はやや高いサンゴ礁にふちどられ,その内側に石灰質の砂泥に埋められた湿地がある。風下側には砂の打ち寄せられた小島のある場合が多い。一般に大洋中には少なく,インドネシア,オーストラリア北東岸など大陸縁辺の海域に多い。
執筆者:茂木 昭夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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卓礁
たくしょう
table reef
形態は環礁に似ているが,礁湖が発達していない,全体が平らな楕円形のサンゴ礁。風やうねりの激しい海域にみられ,直径数 km以下で小型のものが多い。インドネシア,西インド諸島,オーストラリア北東岸などの大陸周縁の海域に多い。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の卓礁の言及
【サンゴ礁(珊瑚礁)】より
…サンゴ礁地形の平面形や断面形は,場所ごとの生態的条件,海底地形の条件とともに,それ以上に後述する第四紀の海水準変化と海水温度変化によって決められている。この結果サンゴ礁は,エプロン礁apron reef,裾礁fringing reef,堡礁barrier reef,環礁atoll,卓礁table reef,離礁patch reefに大別される(図1)。各タイプの分類規準となる地形要素は礁湖の有無や深度,堤状をなす礁外縁が低潮位面にほぼ一致した平たん部すなわち礁原reef flatの連続性の程度,外洋側の礁斜面の基底部の深度および陸棚の幅に対する礁全体の幅の相対的な位置,このほかに中央島の有無などである。…
※「卓礁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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