南敷村(読み)なじきむら

日本歴史地名大系 「南敷村」の解説

南敷村
なじきむら

[現在地名]大栄町南敷

馬乗里まじようり村の北に位置する。寛永一〇年(一六三三)の草刈場争論の証文(小貫家文書)に村名がみえる。部冊帳(伊能家文書)によれば、慶長四年(一五九九)の検地高三五五石余。延宝七年(一六七九)年貢割付状(南敷区有文書)でも同高で、伊勢津藩領、年貢米は二八六俵余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 村高

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android