単元株(読み)タンゲンカブ

デジタル大辞泉 「単元株」の意味・読み・例文・類語

たんげん‐かぶ【単元株】

株主総会での議決権行使や、株式売買する際に必要な一定の株式数。会社定款で定める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「単元株」の解説

単元株

単元株式制度によって売買される株式のこと。単元株式制度とは、各企業が任意の数の株式を1単元と定められる制度。会社は1単元ごとに議決権で1議席を株主に提供する。例えば、会社が1単元を200株と定めた場合、投資家が500株購入すると2議席を得ることになる。従来、1単位を5万円とする単位株式制度に基づいて株式は売買されていたが、2001年の商法改正により廃止され、企業は単元株式を導入する選択もできるようになった。単元株式制度では、会社が1単元の株式数を少なく設定するほど、売買の単位を引き下げられる柔軟性がある。そのため、個人投資家株式市場への参加を促進すると期待されている。

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