卜食(読み)ウラハミ

デジタル大辞泉 「卜食」の意味・読み・例文・類語

うら‐はみ【×食】

《「うらばみ」とも》亀の甲を焼いて占うとき、縦または横に裂ける筋目。縦を吉、横を凶とした。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卜食」の意味・読み・例文・類語

うら‐はみ【卜食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うらばみ」とも ) 亀の甲を焼いて占うとき、その縦または横に裂ける筋。縦を吉とし横を凶とする。また、占うこと。占う人。うらかた。うらない。
    1. [初出の実例]「神祇官卜畢、注合否進、外記執之、於大臣前、開封令覧訖、喚卜食者之」(出典貞観儀式(872)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android