危葉(読み)きよう

精選版 日本国語大辞典 「危葉」の意味・読み・例文・類語

き‐よう‥エフ【危葉】

  1. 〘 名詞 〙 今にも落ちそうな葉。風に吹かれて散りそうな木の葉。
    1. [初出の実例]「寒蝉幸得泥行。危葉寄身露養生」(出典菅家文草(900頃)二・聞蝉)
    2. [その他の文献]〔王融‐永明一一年策秀才文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android