最新 地学事典 「原位置試験」の解説
げんいちしけん
原位置試験
in situ test
サウンディング・孔内水平載荷試験・現場透水試験など,地層の状態を乱すことなく,現地で試験する方法の総称。構造物の基礎調査等で要求される地盤の各種定数は,室内試験から求められる。しかし精度は高いものの,あくまで要素試験であって,地層全体の強度を代表しているわけではない。また,礫層や断層破砕帯などサンプリングの困難な地層では,原位置での強度を室内試験により求めることは難しい。ここに原位置試験を実施する意義がある。
執筆者:大矢 暁・上砂 正一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

