大矢(読み)オオヤ

デジタル大辞泉 「大矢」の意味・読み・例文・類語

おお‐や〔おほ‐〕【大矢/大×箭】

普通より長い矢。また、それを射ることができる人。
「八郎殿の―をあたりてみんと存じ候」〈保元・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大矢」の意味・読み・例文・類語

おお‐やおほ‥【大矢】

  1. 〘 名詞 〙(やがら)が特別に長い矢。また、その矢を使う人。
    1. [初出の実例]「大矢と申すぢゃうのものの、十五束におとってひくは候はず」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android