最新 地学事典 「現場透水試験」の解説
げんばとうすいしけん
現場透水試験
in situ permeability test
透水試験のうち原位置での地層の透水性を把握する試験方法。現場透水試験は,井戸を用いた揚水試験と,ボーリング孔を用いた単孔式透水試験で代表される。後者の透水試験には,孔内の水を汲み上げるか水を注入して孔内水位の時間変動を測定する回復法(変水位法)と,一定水位を保つように注水してその注入量を測定する注入法(定水位法)がある。ケーシングの有無や試験対象区間の状態に応じてオーガー法,ピエゾメーター法,チューブ法およびパッカー法などがある。岩盤の透水性を把握するルジオン・テストは,注入法の一種である。
執筆者:松本 俊幸
参照項目:揚水試験
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

