原油バーター取引(読み)げんゆバーターとりひき(その他表記)oil barter deal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原油バーター取引」の意味・わかりやすい解説

原油バーター取引
げんゆバーターとりひき
oil barter deal

原油と他の物資との物々交換取引。過去においては,原油を入手したいが外貨のない国が自国の生産物と交換に原油を入手し,長期契約化の糸口をつかむことを目的に行なっていた。しかし,最近,石油価格の下落に伴い,産油国が自国内の開発プロジェクトや建設資材と交換に原油を引き渡すことを望む形態が増えている。イランジャパン石油化学の開発に対して,イランが日本の企業に原油バーター取引を申し入れたのもその例に当たる。ただしバーター取引自体は,ごくまれにしかない。

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