参り合う(読み)まいりあう

精選版 日本国語大辞典 「参り合う」の意味・読み・例文・類語

まいり‐あ・うまゐりあふ【参合】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 高貴な場所に、参上して出合う。参会する。また、高貴な人に出合う。まいりあわす。
    1. [初出の実例]「人がらもいとよき人也とおぼしきざして、内にまゐりあひたるにも、心とどめて語らひ給ひて」(出典:落窪物語(10C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android