共同通信ニュース用語解説 「参院選買収事件」の解説
参院選買収事件
2019年の参院選広島選挙区で、河井克行元法相が地元議員らに現金を渡し、妻案里氏の集票を依頼したとして、東京地検特捜部が20年6月、公選法違反容疑で河井夫妻を逮捕した。東京地裁は21年6月、100人に計約2870万円を配ったと認定。元法相に懲役3年、追徴金130万円の実刑判決を言い渡し、後に確定した。案里氏は一部を共謀したとして、執行猶予付きの有罪が確定、当選無効となった。自民党本部が河井陣営に投入した1億5千万円が買収原資となった疑惑も浮上したが、党は否定している。
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