岩石学辞典 「反応関係」の解説 反応関係 多成分溶液が冷却する場合に,固溶体や不一致熔融をする結晶を含む系では,最初に晶出した結晶は,系の温度降下につれて液と反応して組成を変えたり,ある程度で液と反応して溶け始め,代わって他種の結晶が晶出し始めたりする.このような場合に結晶の組成の違った相同士の間,および結晶と他種結晶との間には,それぞれ反応関係があるという[片山ほか : 1970]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報