最新 地学事典 「反応関係」の解説
はんのうかんけい
反応関係
reaction pair
複数の成分を含む溶融物(メルト,液)が冷える過程で,高温で晶出した固相が低温で液と反応し,他の固相に変化することを包晶反応と呼ぶ。地学では,マグマの結晶分化作用において,高温で晶出した鉱物が低温でマグマと反応して他の鉱物に変わるとき,その2種の鉱物が反応関係にあるという。例えば,かんらん石と輝石の反応関係,すなわち先に晶出したMg2SiO4がマグマ中のSiO2成分と反応し,MgSiO3になる反応はよく知られている。
執筆者:松葉谷 治
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

