反応関係(読み)はんのうかんけい(その他表記)reaction relation

最新 地学事典 「反応関係」の解説

はんのうかんけい
反応関係

reaction pair

複数の成分を含む溶融物(メルト,液)が冷える過程で,高温で晶出した固相低温で液と反応し,他の固相に変化することを包晶反応と呼ぶ。地学では,マグマ結晶分化作用において,高温で晶出した鉱物が低温でマグマと反応して他の鉱物に変わるとき,その2種の鉱物が反応関係にあるという。例えば,かんらん石輝石の反応関係,すなわち先に晶出したMg2SiO4がマグマ中のSiO2成分と反応し,MgSiO3になる反応はよく知られている。

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岩石学辞典 「反応関係」の解説

反応関係

多成分溶液が冷却する場合に,固溶体不一致熔融をする結晶を含む系では,最初に晶出した結晶は,系の温度降下につれて液と反応して組成を変えたり,ある程度で液と反応して溶け始め,代わって他種の結晶が晶出し始めたりする.このような場合に結晶の組成の違った相同士の間,および結晶と他種結晶との間には,それぞれ反応関係があるという[片山ほか : 1970].

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