反故にする(読み)ホゴニスル

デジタル大辞泉 「反故にする」の意味・読み・例文・類語

反故ほごに◦する

無駄に捨てる。「コピー用紙を何枚も―◦する」
ないものとする。役に立たないものにする。「契約を―◦する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「反故にする」の意味・読み・例文・類語

ほご【反故】 に する

役に立たないものにする。ないものとする。ほぐにする。
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)二番目「わりゃ兄親存意反故(ホゴ)にするか」

ほぐ【反故】 に する

以前にした言動などをないものとする。無効にする。ほごにする。ほんごにする。
※雑俳・丹舟評万句合(1704‐11)「いそぐほどやくそくほぐにする上絵」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android