反故にする(読み)ホゴニスル

デジタル大辞泉 「反故にする」の意味・読み・例文・類語

反故ほごに◦する

無駄に捨てる。「コピー用紙を何枚も―◦する」
ないものとする。役に立たないものにする。「契約を―◦する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「反故にする」の意味・読み・例文・類語

ほご【反故】 に する

  1. 役に立たないものにする。ないものとする。ほぐにする。
    1. [初出の実例]「わりゃ兄親の存意を反故(ホゴ)にするか」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)二番目)

ほぐ【反故】 に する

  1. 以前にした言動などをないものとする。無効にする。ほごにする。ほんごにする。
    1. [初出の実例]「いそぐほどやくそくほぐにする上絵」(出典:雑俳・丹舟評万句合(1704‐11))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む