取ても付かぬ(読み)とってもつかぬ

精選版 日本国語大辞典 「取ても付かぬ」の意味・読み・例文・類語

とっ【取】 ても=付(つ)かぬ[=付(つ)かれず]

  1. まったく寄せつけようとしない。そっけなくあしらうさまにいう。
    1. [初出の実例]「こちえよれと手をとるに、にじくじとして、とってもつかぬ」(出典:浮世草子・男色十寸鏡(1687)上)
  2. 何の関連もないさま、思いも及ばないさまにいう。
    1. [初出の実例]「近年はとっても附ぬ八百屋お七を、我々が噂と」(出典:談義本・当世下手談義(1752)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む