取り認む(読み)トリシタタム

デジタル大辞泉 「取り認む」の意味・読み・例文・類語

とり‐したた・む【取り認む】

[動マ下二]きちんとかたづける。整理する。
「見苦しき物あらば―・めんとてみるほどに」〈平家・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取り認む」の意味・読み・例文・類語

とり‐したた・む【取認】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「とり」は接頭語 ) あとかたづけをする。きちんと処理する。整理する。
    1. [初出の実例]「こころあはただしく思ひつつ、物とりしたためなどするに」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android