取札(読み)トリフダ

デジタル大辞泉 「取札」の意味・読み・例文・類語

とり‐ふだ【取(り)札】

カルタで、並べておいて取るほうの札。⇔読み札

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取札」の意味・読み・例文・類語

とり‐ふだ【取札】

  1. 〘 名詞 〙 カルタで、読み札に対して並べておいて取る方の札。
    1. [初出の実例]「自分で取札の平仮名を読むやうになってをります今夜の私は」(出典:抒情歌(1932)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android