受損ずる(読み)ウケソンズル

デジタル大辞泉 「受損ずる」の意味・読み・例文・類語

うけ‐そん・ずる【受(け)損ずる】

[動サ変][文]うけそん・ず[サ変]受け止めようとして失敗する。受け損なう。
「千に一つも―・ずる事は無い」〈太宰竹青

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「受損ずる」の意味・読み・例文・類語

うけ‐そん・ずる【受損】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]うけそん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 受け止めて支えようとしてやりそこなう。
    1. [初出の実例]「木の枝にて、なぐりかかるをうけ損じ」(出典:人情本・英対暖語(1838)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android