口唇ヘルペス(読み)コウシンヘルペス

デジタル大辞泉 「口唇ヘルペス」の意味・読み・例文・類語

こうしん‐ヘルペス【口唇ヘルペス】

単純ヘルペスウイルス感染によって唇やそのまわりに水ぶくれができる病気。ウイルスは三叉神経節に潜伏し、通常は無症状だが、免疫力低下をきっかけとして再活性化し、再発を繰り返すことがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の口唇ヘルペスの言及

【ヘルペス】より

…ウイルスは神経節に潜伏して,同じ部位に再発をくりかえすのが特徴である。口唇ヘルペスは,俗に〈風邪の華〉とも呼ばれ,発熱,寒冷,日光,疲労などを誘因として再発することもある。陰部ヘルペスは,主として性交により伝染する性感染症で,妊婦では産道で児に感染するおそれがあるので注意を要する。…

※「口唇ヘルペス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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