がんの治療後に、手術で切除しきれなかった腫瘍(しゅよう)が残って大きくなったり別の場所に転移してみつかること。肉眼では確認できない小さな腫瘍の遺残が増殖したり、薬物療法や放射線療法で一度縮小した腫瘍が大きくなったりした場合や(局所性の再発)、原発巣(はじめに発生した部位)とは別の部位に転移したものがみつかる場合(遠隔転移)をいう。
血液やリンパのがん(白血病や悪性リンパ腫など)の場合、がん細胞が一定割合以下になることを「寛解」(一般的な治癒)といい、寛解後にふたたびがん細胞が一定割合以上になることは、再発ではなく「再燃」とよばれることが多い。また、前立腺(せん)がんの場合にも「再燃」とよばれることがある。
[渡邊清高 2017年11月17日]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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