口腔腺(読み)こうこうせん

精選版 日本国語大辞典 「口腔腺」の意味・読み・例文・類語

こうこう‐せんコウカウ‥【口腔腺】

  1. 〘 名詞 〙 両生類以上の脊椎動物口腔に開口する分泌腺総称部位によって、唇腺(しんせん)、口蓋腺、唾液腺などに分けられる。無脊椎動物では唾液腺のことをいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「口腔腺」の意味・わかりやすい解説

口腔腺【こうこうせん】

唾液腺(だえきせん)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の口腔腺の言及

【消化】より

…終腸(大腸)はおもに食物残渣(ざんさ)の処理,排出の場であるが,草食性哺乳類の一部では腸内細菌の関与する消化,吸収の場となる。 口腔の付属器官には,舌,歯,口腔腺がある。舌は捕食に関係した器官で,種属により変化があり,両生類(無尾類),爬虫類(有鱗類)などで発達し,鳥類,哺乳類でとくに大型である。…

※「口腔腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android