分泌腺(読み)ぶんぴつせん

精選版 日本国語大辞典 「分泌腺」の意味・読み・例文・類語

ぶんぴつ‐せん【分泌腺】

〘名〙 動物分泌の働きをする細胞が集合して組織を形成したもの。外分泌腺と、内分泌腺がある。
※動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉下「各嚢無数の小孔を開き腹内一種の分泌腺より粘液を受け之を小孔より出す。即ち糸なり」

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デジタル大辞泉 「分泌腺」の意味・読み・例文・類語

ぶんぴつ‐せん【分泌腺】

分泌物排出を行う腺。外分泌腺内分泌腺とがある。

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世界大百科事典(旧版)内の分泌腺の言及

【分泌】より

…放出される生産物は分泌物と呼ばれる。動物ではふつう,分泌活動を主とする細胞は集合して分泌腺を形成する。消化腺や皮膚腺のように,分泌物を体腔や体外に導く管を備える場合,これを外分泌と呼ぶのに対し,分泌物を直接血液や体液中に放出するのは内分泌である。…

※「分泌腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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