古骨買(読み)ふるぼねかい

精選版 日本国語大辞典 「古骨買」の意味・読み・例文・類語

ふるぼね‐かい‥かひ【古骨買】

  1. 〘 名詞 〙 古傘の骨を買い歩くこと。また、その人。古骨
    1. [初出の実例]「古骨買分つつゆけば紅葉笠〈和風〉」(出典:俳諧・軒端の独活(1680)乾)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古骨買の言及

【傘】より

…一方日傘も文禄(1592‐96)のころから盛んに用いられ,延宝から貞享(1673‐88)にかけて絵日傘が流行した。こうして傘が普及すると,古傘買い,あるいは古骨買いといって,紙が破れて役に立たなくなった傘を買い集める商人も出現した。江戸では買取りであったが,京坂では土瓶や土製の人形との交換が主であった。…

※「古骨買」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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