古典仮名遣(読み)こてんかなづかい

精選版 日本国語大辞典 「古典仮名遣」の意味・読み・例文・類語

こてん‐かなづかい‥かなづかひ【古典仮名遣】

  1. 〘 名詞 〙 仮名遣いで、現代発音によらず、古文献の仮名用法規準としたもの。歴史的仮名遣い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古典仮名遣の言及

【仮名遣い】より

…最初に仮名遣いを意識的に取り上げた藤原定家の仮名遣いを〈定家仮名遣い〉という。それをうけて世に広めた〈行阿(ぎようあ)仮名遣い〉を批評して,上代の万葉仮名に根拠を求めた契沖の仮名遣いを〈古典仮名遣い〉〈復古仮名遣い〉または,〈歴史的仮名遣い〉とよぶ。これをさらに現代語の音声にもとづいて第2次世界大戦後,改定実行した仮名遣いを〈現代かなづかい〉または〈新かなづかい〉という。…

※「古典仮名遣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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