古楽府(読み)コガフ

デジタル大辞泉 「古楽府」の意味・読み・例文・類語

こ‐がふ【古楽府】

六朝りくちょう以前に作られた古い楽府。唐代の新楽府に対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「古楽府」の意味・読み・例文・類語

こ‐がふ【古楽府】

  1. 〘 名詞 〙 中国、古典詩の楽府(がふ)うち、唐代につくられた新しい楽府に対し、六朝以前の古い楽府をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古楽府の言及

【楽府】より

…唐代での〈がふ〉は,音楽界と絶縁して,一般詩の範疇に包容された。唐人は,一般詩と同じ立場から,古楽府(漢・魏の古曲,南朝の新曲)を主題に作詞するとともに,史上初めて,歌唱されない詩的形式のものを創作した。新楽府という。…

※「古楽府」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android