古背(読み)ふるせ

精選版 日本国語大辞典 「古背」の意味・読み・例文・類語

ふる‐せ【古背・古脊】

  1. 〘 名詞 〙 新鮮でないもの。季節はずれのもの。しゅんを過ぎて大きくなったもの。とくに、「古背鰹(がつお)」の略で、鰹(かつお)などにいう。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「刀ひらいたは盗人のふるせよな」(出典:浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)天神お旅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例