古逸(読み)こいつ

普及版 字通 「古逸」の読み・字形・画数・意味

【古逸】こいつ

古佚の書。

字通「古」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の古逸の言及

【叢書】より

…宋代以降木版印刷術が普及すると,集積された書物を再び世に役立つ形で送り出すことに意義を認め,またそれを名誉と考える気運が生じ,叢書という形態が誕生した。出版の動機は多様であり,善本を刊行した宋の左圭の《百川学海》,清の黄丕烈(こうひれつ)の《士礼居叢書》,原本と寸分違わぬ形で出版した《古逸叢書》《四部叢刊》,いったん消滅した書物を集めた《玉函山房輯佚書》,ある地方に関係あるものを収めた《遼海叢書》などが現れた。清の乾隆帝が編纂させた《四庫全書》は写本として7部が作られただけで出版はされなかったが,その動機は以上のすべてを含むものであって,結果として中国最大の叢書となった。…

※「古逸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android