(読み)こ(英語表記)palaeo-

翻訳|palaeo-

岩石学辞典「古」の解説

地質学では古いことを味している接頭語.最も普通の例では古生代(Palaeozoic)で生命の古い形を意味している.同様に変質した岩石または鉱物記述にも使用され,palaeopicrite, palaeoamphiboleなどの例がある.地質学的な過去の特定の状態にも用いられ,古磁気(palaeomagnetism),古気候(palaeoclimatology)などの例がある.ギリシャ語のpalaiosは古いという意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

デジタル大辞泉「古」の解説

こ【古】[漢字項目]

[音](漢) [訓]ふるい ふるす いにしえ
学習漢字]2年
〈コ〉
ふるい。ふるびている。「古書古色古木最古新古
いにしえ。むかし。「古人古代古典古風古来往古懐古尚古太古復古
〈ふる(ぶる)〉「古株古巣中古
[名のり]たか・ひさ・ふる
[難読]反古ほご

ふる【古/故/旧】

使い古したこと。また、そのもの。「父のお—のシャツ」→御古おふる
名詞の上に付いて複合語をつくる。
㋐古いこと、また、使い古したことを表す。「—だぬき」「—新聞」「—靴」
㋑以前のものの意を表す。「—巣」
[類語]過去以前かつ在りし日往年往時往日旧時昔日せきじつ昔時せきじ昔年せきねん往昔おうせき往古古昔こせきいにしえ

いにし‐え〔‐へ〕【古】

《「にし」の意》
過ぎ去った古い時代。過ぎ去った月日。昔。過去。「の都の姿をとどめる」
亡くなった人。故人
「—の御許しもなかりし事を」〈・宿木〉
[類語]一昔過去以前かつ在りし日往年往時往日旧時昔日せきじつ昔時せきじ昔年せきねん往昔おうせき往古古昔こせき古くそのかみ当時前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時一頃その節先に当時古来あらかじめ前以て年来旧来在来その昔太古千古大昔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「古」の解説

ふるび【古】

〘名〙 (動詞「ふるびる(古━)」の連用形の名詞化) 古びていること。また、古くさいと感じられるような、物のさま。
※俳諧・去来抄(1702‐04)先師評「玉まつり、尤の意味ながら、此分にては古びに落可申候」
※滑稽本・古朽木(1780)四「紙の古びから、二百年から上のものと見える」

ふるく【古】

[1] 〘副〙 (形容詞「ふるい」の連用形から) 昔に。ずっと前に。また、昔から。以前から。
※源氏(1001‐14頃)浮舟「右近が、ふるく知れりける人の、殿の御供にてたづね出でたる」
[2] 〘名〙 ずっと前。昔。
※正法眼蔵(1231‐53)袈裟功徳「袈裟はふるくより解脱服と称す」

ふる・ける【古】

〘自カ下一〙 ふる・く 〘自カ下二〙 古くなる。また、長く使ったりしてきたなくなる。古ぼける。〔日葡辞書(1603‐04)〕

ふるし・い【古】

〘形口〙 ふるし 〘形シク〙 =ふるい(古)
※中華若木抄(1520頃)上「詩は意を新しく、語をふるしく云ことがよき也」

ふる・く【古】

〘自カ下二〙 ⇒ふるける(古)

ふる・し【古】

〘形ク〙 ⇒ふるい(古)

ふるし【古】

〘形シク〙 ⇒ふるしい(古)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

トンガ(国)

太平洋南西部、日付変更線のすぐ西側(南緯約20度・西経約175度)に位置するポリネシア唯一の王国。トンガ海溝に沿って、その西側に南北に連なる諸島をトンガ諸島といい、この諸島をあわせて1970年にトンガ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android