叩伏(読み)たたきふせる

精選版 日本国語大辞典 「叩伏」の意味・読み・例文・類語

たたき‐ふ・せる【叩伏】

〘他サ下一〙 たたきふ・す 〘他サ下二〙
① たたいてうつぶせにさせる。たたいて起き上がれないようにする。
義経記(室町中か)六「太刀の脊(むね)にてたたきふせ、生けながら掴んで捕り給ふ」
打撃を与えて屈服させる。圧伏する。また、相手を完全に負かす。たたきつぶす。
※綿(1931)〈須井一〉五「立禁政策を叩き伏せた所だった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android