只謡(読み)ただうたい

精選版 日本国語大辞典 「只謡」の意味・読み・例文・類語

ただ‐うたい‥うたひ【只謡】

  1. 〘 名詞 〙 猿楽におけるふつうの謡(うたい)小歌(こうた)がかりの謡で、旋律のおもしろさを中心としたもの。節曲舞(ふしくせまい)・曲舞(くせまい)に対していう。ただうた。
    1. [初出の実例]「但、当世小歌節曲舞とて、只うたいのかかりにて」(出典:曲附次第(1423頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む