台湾野球(読み)たいわんやきゅう

知恵蔵 「台湾野球」の解説

台湾野球

リトルリーグの世界選手権で活躍し、米国や日本へも好選手を送り出している。プロ野球は1990年4チーム、2シーズン制でスタートし、93年度からは6チームに拡張。96年8月に野球賭博をめぐる八百長事件が発覚、29選手が起訴されるトラブルも発生した。97年からは、それまでの中華職業棒球連盟(CPBL)7球団に加え、4チームからなる新リーグの台湾職棒大連盟(TML)が旗揚げしたが、2003年に合併。1リーグ6球団による中華職業棒球大連盟として、再スタートした。監督コーチには日本プロ野球のOBも多いが、外国人選手はドミニカ出身者がほとんど。台湾経由で来日する選手も多い。

(武田薫 スポーツライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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