発覚(読み)ハッカク

デジタル大辞泉 「発覚」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「発覚」の意味・読み・例文・類語

はっ‐かく【発覚】

  1. 〘 名詞 〙 かくしていた秘密や罪悪、陰謀などがあらわれること。露顕。暴露。
    1. [初出の実例]「致忠男保輔 保昌、兄也 是強盗主也。事発覚繋獄之後」(出典江談抄(1111頃)三)
    2. 「小児を山林の奥で獣類同様に育てた事が発覚して」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

ほっ‐かく【発覚】

  1. 〘 名詞 〙はっかく(発覚)
    1. [初出の実例]「已発覚未発覚、咸赦除之」(出典:続日本紀‐慶雲四年(707)七月壬子)
    2. 「発覚 ホッカク」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

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普及版 字通 「発覚」の読み・字形・画数・意味

【発覚】はつかく

隠しごとがばれる。〔史記、高祖紀〕年、~趙相貫高等、高を弑せんことを謀る。~九年、~事發覺し、三族を夷(滅)せらる。

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