台畑遺跡(読み)だいはたいせき

日本歴史地名大系 「台畑遺跡」の解説

台畑遺跡
だいはたいせき

[現在地名]福島市南矢野目・丸子

松川が形成した下位砂礫段丘上に位置。八世紀中葉から一〇世紀の集落跡および弥生時代中期と平安時代の水田跡で、九世紀代の居住の場と生産の場がともに調査され、貴重である。また、八世紀第2四半期の須恵器窯跡一基も調査された。昭和六三年―平成元年(一九八八―八九)度の調査で、竪穴住居跡六五棟・掘立柱建物跡三九棟・水田跡四面・須恵器窯跡一基・鍛冶炉跡一基・井戸跡三基などが発見された。水田跡は、居住地と比高二―三メートルの低地から弥生時代・平安時代の畦畔が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 当地

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む