南矢野目村(読み)みなみやのめむら

日本歴史地名大系 「南矢野目村」の解説

南矢野目村
みなみやのめむら

[現在地名]福島市南矢野目

北矢野目村の南、松川北岸の下位洪積・高位沖積段丘上に立地する。南は丸子まりこ村・御山おやま村。戦国時代は北矢野目とともに谷目やのめとも称された。天文七年(一五三八)段銭古帳に信夫北しのぶきた郷のうちとして「南やの目」とみえ、段銭は五貫五五〇文。同じく信夫北郷のうち「北かうやち」は、当地の字谷地やちに比定され、段銭は二四貫二五〇文。同二二年正月一七日の伊達晴宗安堵状(奥州文書)にみえる「実済庵分谷地」、伊達輝宗日記(伊達家文書)天正二年(一五七四)一一月一一日条に「谷地の大たか、小つるとり候」とあるのは当地のことか。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に南谷目とみえ高八九二石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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