右衛門尉国久(読み)うえもんのじょうくにひさ

朝日日本歴史人物事典「右衛門尉国久」の解説

右衛門尉国久

室町時代に幕府将軍足利義政の寵愛を受け,小川殿や東山殿造営に関与して権勢を振るった御大工。ここから発して,衛門(右衛門)が幕府方番匠の棟梁頭の職名になったと推定される。のち,右衛門宗広,右衛門定宗などの棟梁頭の名がみえる。

(永井規男)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「右衛門尉国久」の解説

右衛門尉国久 うえもんのじょう-くにひさ

?-? 室町時代の大工
将軍足利義政(よしまさ)の信任をうけ,将軍家御大工,禁裏大工惣官となる。文明14年(1482)に造営がはじまった東山殿(のちの銀閣寺)の建築責任者をつとめたとみられる。右衛門尉は官名。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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