東山殿(読み)ひがしやまどの

大辞林 第三版の解説

ひがしやまどの【東山殿】

足利義政が、東山に造営した山荘。今の銀閣寺。
○ 足利義政の異名。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ひがしやま‐どの【東山殿】

[1] 足利義政のこと。将軍職を子義尚に譲って東山に隠居したところからいう。この称は生前からすでにあった。
※親元日記‐文明一五年(1483)六月二〇日「一大御所様御称号東山殿」
[2] 〘名〙 古金襴。襴地。足利義政好みの切れであったところからの名。
※随筆・雅遊漫録(1755)四「世に是を襴地と云。右の切世に東山殿と云」

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世界大百科事典内の東山殿の言及

【足利義政】より

…京都での戦乱は77年(文明9)一応収まったが,戦乱はしだいに地方に広がり全国的規模となった。この間義政は1473年12月子義尚に将軍職を譲り,83年京都東山に山荘を営んでここに移り住み,東山殿と称された。85年月翁周鏡を戒師として剃髪,89年(延徳1)山荘内にいわゆる銀閣を建てた。…

【慈照寺】より

…通称銀閣寺,正式には東山慈照禅寺。1490年(延徳2),足利義政の菩提を弔うため,如意嶽のふもとに義政が営んだ東山殿(ひがしやまどの)(東山山荘)を禅寺に改めて開創された。世にいう東山文化を象徴する寺である。…

※「東山殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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