合子投(読み)ごうしなげ

精選版 日本国語大辞典 「合子投」の意味・読み・例文・類語

ごうし‐なげガフシ‥【合子投】

  1. 〘 名詞 〙 ( 旅人食器まで投げすてないと通れないという意か ) 非常に険しくて通るのに苦労する道。いぬがえし。
    1. [初出の実例]「此路筋非山猿野鹿通、旅人諺云、〈略〉犬戻・合子投・左靱是也」(出典:紀州御発向之事(1585頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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