吉原楊枝(読み)よしわらようじ

精選版 日本国語大辞典 「吉原楊枝」の意味・読み・例文・類語

よしわら‐ようじよしはらヤウジ【吉原楊枝】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、江戸吉原の遊郭で用いた総(ふさ)の長い歯磨き楊枝。
    1. [初出の実例]「柳ばしより大さんばし迄、船中のしゃれ、よしはらやうじのふさなりで、あまりに長長しければ」(出典:洒落本・通言総籬(1787)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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