吉田大肝入文書(読み)よしだおおきもいりもんじよ

日本歴史地名大系 「吉田大肝入文書」の解説

吉田大肝入文書
よしだおおきもいりもんじよ

原本 吉田裕(陸前高田市立図書館寄託)

解説 気仙郡今泉村に居住し、代々大肝入を勤めた吉田家に伝えられる近世古文書・古絵図類の総称文書には御用永留帳・御用定留帳九七冊・諸願例留並御触留など四四件がある。前者は寛延三年から明治元年まで年代順にほぼ完備されており、仙台藩の地方支配を解明する好資料。東北歴史資料館によってマイクロフィルム化されている。

活字本 「吉田大肝入文書」一―五(寛延三年―宝暦五年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android