吉野夢見草(読み)よしのゆめみぐさ

日本歴史地名大系 「吉野夢見草」の解説

吉野夢見草
よしのゆめみぐさ

五冊 釈雲水

成立 元禄四年

分類 地誌・歌集

写本 内閣文庫

解説 「うき世をよそにみよしのの比蘇の里にすみあらしたる古寺の有しを、しはしとてかりて居にけり」とみえ、比曾寺に住んだ雲水が、そのころ咲く桜をながめて詩歌を詠じ、とりまとめたもので元禄八年刊。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android