吉阪俊蔵(読み)ヨシザカ シュンゾウ

20世紀日本人名事典 「吉阪俊蔵」の解説

吉阪 俊蔵
ヨシザカ シュンゾウ

大正・昭和期の官僚 商工組合中央金庫理事長。



生年
明治22(1889)年9月10日

没年
昭和33(1958)年7月14日

出生地
兵庫県武庫郡西灘村

学歴〔年〕
東京帝大法科大学独法科〔大正2年〕卒

経歴
大正2年高等文官試験合格。農商務属、神奈川県理事官などを務め、8年パリ講和会議全権随員、同年ワシントンの第1回国際労働会議政府代表随員となり、第3、4回同会議政府代表顧問を務めた。10年内務省社会局書記官、昭和3年12月労働機関帝国事務所長となり、ジュネーブ駐在。6年第12回国際労働会議政府代表、11年内務省社会局参与などを歴任した。戦後商工中金理事長、日本商工会議所専務理事。著書に「改正工場法」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉阪俊蔵」の解説

吉阪俊蔵 よしざか-しゅんぞう

1889-1958 大正-昭和時代の官僚。
明治22年9月10日生まれ。吉阪隆正の父。農商務省にはいる。国際労働会議の政府代表顧問をつとめ昭和3年ジュネーブ駐在の国際労働機関(ILO)帝国事務所長となる。17年商工組合中央金庫理事長。昭和33年7月14日死去。68歳。兵庫県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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