同篇・同辺(読み)どうへん

精選版 日本国語大辞典 「同篇・同辺」の意味・読み・例文・類語

どう‐へん【同篇・同辺】

〘名〙
① 同じようであること。変化がないこと。
※東寺百合文書‐ち・明徳五年(1394)四月二八日・廿一口方評定引付「旨趣同篇也」
大乗院寺社雑事記‐応仁二年(1468)一〇月一九日「もんめん者衣服類也、布と同篇也」
② 特に、病気の容態に変化がないこと。
歌舞伎御国入曾我中村(1825)四立「『御容体は』『矢張り同辺(ドウヘン)と見えまするて』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android