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変化 へんかchange

翻訳|change

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

変化
へんか
change

一般に一つの存在様態から他の存在様態への移行をいう。哲学においては「生成」の意味で用いられることが多い。すべての変化は,その変化によっても変らないものとしての「実体」を前提にする。したがって,ギリシア哲学で不変の概念が発展して初めて変化が問題とされた。なかでもアナクサゴラスの体系において,変化の問題は重要な位置を占める。

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デジタル大辞泉の解説

へ‐げ【変化】

へんげ」の撥音の無表記。
「我子の仏、―の人と申しながら」〈竹取

へん‐か〔‐クワ〕【変化】

[名](スル)
ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。「時代の変化についていけない」「変化に富む生活」「気温が急激に変化する」
文法で、単語の語形が人称・数・などに応じて変わること。「動詞語尾変化する」

へん‐げ【変化】

[名](スル)
神仏などが本来の形を変えて種々の姿を現すこと。また、その現れたもの。権化(ごんげ)。
動物などが姿を変えて現れること。また、そのもの。化け物。「妖怪(ようかい)変化
人がその姿・形を次々に変えること。「七変化

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大辞林 第三版の解説

へんか【変化】

( 名 ) スル
ある物事がそれまでとは違う状態・性質になること。変わること。 「温度が-する」 「表情の-を読み取る」 「 -のない生活」 「 -に富む景色」
文法で、同一の語が、文中の他の語との関係や用法に応じて語形を変えること。日本語の用言・助動詞の活用、ヨーロッパ諸語の動詞の人称変化、名詞の格変化の類。

へんげ【変化】

( 名 ) スル
霊魂や動物などが姿を変えて現れること。化けて出ること。また、その現れたもの。 「妖怪-」
神仏が衆生を救うため、人などの姿をとって現れること。また、その現れたもの。権化ごんげ。化身けしん

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

変化
へんげ

神仏や天人などの精霊がかりに人間の姿となって現れること、またはそのものをいい、化身(けしん)、権化(ごんげ)というのも同じである。転じて、動物や植物など生命あるものが、元の姿を変えた化物(ばけもの)となって現れたり、生命のない器物が生命や心をもって現れること、あるいはその変身したもの自体をいう。「妖怪(ようかい)変化」と一つの成語として用いることが多いが、妖怪は鬼や河童(かっぱ)などのように想像上の化物や、異常な天然現象などが化物視された場合をいうと考えられるため、妖怪変化の語はすべての化物(けもつ)の総称といってよい。[宇田敏彦]

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世界大百科事典内の変化の言及

【時間】より

…世界におけるすべての変化および無変化において保持されている何ものかを時間と呼ぶ。一面から言えば,時間はまた人間と外の世界との接点に現れるものでもある。…

【化物】より

…妖怪変化(へんげ)などの怪異なものや,その出現によって引き起こされる怪異現象。江馬務は,〈妖怪は得体の知れないふしぎなもの,変化はあるものが外観的にその正体をかえたもの〉としているが,両者を明確に分けることはできない。…

※「変化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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