名栗郷(読み)なぐりごう

日本歴史地名大系 「名栗郷」の解説

名栗郷
なぐりごう

那栗とも書く。名栗川流域の現名栗村一帯に比定される。元亨四年(一三二四)一〇月に作成された秩父社造営料木注文案(秩父神社文書)に「那栗郷分」とみえ、秩父神社造営に必要な料木のうち柱一本・こしをりたるき五支・さくりハめの板四枚・五六一支・板しきの板一枚・天井廻二支・木法師二支の負担が割当てられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android