名残の霜(読み)ナゴリノシモ

デジタル大辞泉 「名残の霜」の意味・読み・例文・類語

なごり‐の‐しも【名残の霜】

八十八夜のころ降りる、霜。別れ霜。忘れ霜。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名残 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「名残の霜」の意味・読み・例文・類語

なごり【名残】 の 霜(しも)

  1. ( 八十八夜以後霜は降らないとされたところから ) 八十八夜頃に置く霜。最後に置く霜。別れ霜。忘れ霜。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「摘ぬ葉も名残の霜(シモ)に白茶哉〈知元〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む