日本歴史地名大系 「名荷村」の解説 名荷村みようがむら 岐阜県:可児市名荷村[現在地名]可児市西帷子(にしかたびら)北流する山沢(やまさわ)川支流茗荷(みようが)川に沿った細長い洞にある。洞の開口部は北で石原(いしはら)村と接し、西は尾張国善師野(ぜんじの)村(現愛知県犬山市)。帷子七郷の一。茗荷とも記される。慶長郷帳などには「かたひら村」と一括して記載され、尾張藩領。明暦覚書に「帷子郷之内名荷村」とみえ、桑木・漆木高を含め概高は三一三石余。人数一〇一、馬六。「濃陽志略」では家数四二・人数一七六。「濃州徇行記」によれば田一一町余・畑一〇町六反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by